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坐骨神経痛

  • 執筆者の写真: keikouto59
    keikouto59
  • 2019年8月15日
  • 読了時間: 2分

坐骨神経痛で仰向けに寝ることももちろん歩くことも痛くてできないとおっしゃる70代の女性。病院でリハビリを受けながら痛み止めの薬をいろいろ処方されてはいたけれど全く効かなくて以前、当院にいらしてたのを思い出して来られたそうです。


坐骨神経痛と言ってもその原因はいろいろです。ヘルニアを2回、脊柱管狭窄症の手術の既往歴の人なのでただの梨状筋症候群のようなものではないと思います。改めてMRIを撮ると腰椎の5番辺りが真っ白く潰れて写っていたそうです。

脈は血流不足が顕著で沈ですが数です。


身体は恒常性の維持を続けるために自律神経系が日夜家主も気付かぬままに働いていてくれてます。それが、変調をきたしあるいは失調しあるいは破綻したときに家主に改善を訴えていろんな症状を呈するようになります。この人も、久しぶりにいらした時は腰を曲げて歩幅も小さく、今にも転倒しそうな危なっかしい歩行状態でした。


まず、自律神経系を整え、伏臥位になってもらい内臓の賦活化をしていきます。

それから坐骨神経辺りを刺鍼し、最後は傾いて捻じれた骨盤を整え、背骨を整えていきます。これで、ずいぶん楽になっていきました。


治療を重ねるごとに仰向けになれるようになり、眠れるようになった、少しの距離なら歩いても大丈夫になって来た・・と改善してきました。それまでに身体に起こっていた冬はもちろん夏の暑い日々でも足が冷えるので足先を温める靴下が離せないと言うような手足の冷えは自律神経系の不調の警告!なのです。その時点で家主が気付いて処置すればこんなに悪くならないで辛い思いをされなくて済んだのにと思うのですが。

 
 
 

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