腰痛
- keikouto59
- 2019年12月19日
- 読了時間: 2分
いつもいらっしゃている奥様の御紹介で60歳代の御主人がいらっしゃいました。
以前から腰痛で整形外科に通院してマッサージを含めた加療をされていましたが一向に改善せず寝返りするのにも痛みがひどくて夜中も何回も寝覚めるようになったそうです。
そのうえ最近では腸の働きも芳しくなく下痢も頻繁にするようになって以前、ご夫婦で行っていたウオーキングも何時トイレに行きたくなるか分からなくなったので行けなくなったそうです。
医師の診断では腰椎と仙骨の間が引っ付いていてそれが原因だろうという事だそうです。
腰椎疲労骨折の痕もあるそうです。
いつものように姿勢を観察させていただくと右の骨盤が下がり捻じれています。右の肩も下がっています。ストレートネックで顔は胸より前に出て猫背にもなっています。右腕も時おり痺れることがあるそうです。
そこで、うつ伏せになっていただき手掌を骨盤にそっと添えて傾きと捻じれを取っていきます。膝を屈曲していただくと下肢や骨盤周りの筋緊張が改善して緩んできたそうです。それから尾骨から仙骨、腰椎と順に拇指を椎体に添えて愉骨していきます。全部の腰骨、背骨の周辺が浮腫んでいるのが指先から伝わってきます。押しませんただ添えるだけです。
この人の場合は尾骨の部分から特に浮腫んで張り裂けんばかりに盛り上がってます。
棘突起右の部分全体が特に浮腫んでいます。しばらくして浮腫みもだいぶ改善してきたところで肩甲骨を緩め仰向けになってもらい両上肢の緊張を取って立っていただくとかなり楽になっているそうです。
最後に坐位でもう一度尾骨から順に整えていきます。もう一度歩いていただくと何の違和感もなく普通に歩けるようになったそうです。3日後にいらした時は寝返りも随分楽になったそうです。頻繁に行っていた小便も回数が減り、下痢だったのも久しぶりに硬い便が出るようになったそうです。
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